元スレ:【大高忍】マギ ネタバレスレ 第23夜【サンデー】

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マンガ マギ ネタバレ 206話の確定文字バレ(詳細)
 

46:名無し定食:2013/12/01(日) 11:09:21.92ID:QA8drHCF0

206夜「旧友宅での夕べ」

あおり「今のバルバッドの様子は…?」

モル「こ、これが本当にバルバッドなのですか!?」
オル「何かおかしいんですか?」
モル「ええ…街の様子が以前とは全く違います…」
トト「すごい眺めだな」
ババ「いや。元の街の跡がたくさん残ってるなんて思ってなかったよ」
モル「どうして…アリババさんは驚かれないんですか?」
トト「昔トトは師匠と一緒に煌帝国に行った事がある。そうだ。この通りはまるで…」
ババ「煌帝国に侵略された国の噂を聞いて心配だった事がある。
『煌帝国の一部になった国は、煌そのものになる』」
アー「みんな同じ服を着てる…なんでだ?」
トト「嫌な眺めだ」
ババ(金色の服…茶色の服…)
案内人「ようこそ王子。いや使者殿とお呼びしたほうがよろしいでしょうかな…。
この国から追放され廃された身のあなたが、再びこの地の土を踏むとは…。
     ここはもうあなたの国ではありません。不要な騒ぎは起こされませんように…」
ババ「…ええ。気をつけます」
案内人「では、明日までこの屋敷でお待ち下さい。総督閣下は明朝戻られます。お忙しいお方ですからな…」
トト「なんだと!?練紅炎がアリババをここに呼び付けたくせに!なんて失礼なや…!」(止めるオルバ達)
ババ「分かりました。その前に一つやりたい事があるのですが…」
案内人「何でもおっしゃって下さい」
ババ「知人を一人で訪ねたいのです…。今夜私が不在になる事をお許し頂けますか?」
案内人「分かりました。お知り合いの方とお話されたいのですね?」

元スラム街
ババ(キョロキョロ)
ババ「あ!よお!家族らしくなったな!」
?「あ…?まさか…お前は…」
ババ「よお!久しぶりだな!」
元霧の団幹部:ハッサン
元霧の団幹部:ザイナブ
二人「アリババ!?」
赤ん坊「だー!」
ババ「ははははは、ぎゃははは!こ、こいつ全然可愛くねえ…。父ちゃんそっくりだ。マジで可哀相に!」
ザイ「アリババ!突然現れたと思ったら、私の旦那と息子の顔を馬鹿にして、いったいなんなのさ!?」
ババ「わ、悪い…でも…名前は?」
ハサ「ザッサン」
ババ「なはははは」
ハサ「全然変わってねえな、アリババ!」
ババ「そうでもないさ。色々あったんだぜ!」
ハサ「そうか、それはよかった!じゃあついにお前だけの女を見つけたか!
    いつまで経っても一人も見つけられないんじゃないかって、本気で心配だったんだぜ…」
ハサ「え…?」
ザイ「まさか…あんた…」
ババ「だ、黙れ!俺は剣の道に生きてるんだ!」



47:名無し定食:2013/12/01(日) 11:11:08.38ID:QA8drHCF0

ザイ「あら、この人酔い潰れちまったよ!」
ハサ「うーん~」
ザイ「とにかくアリババ、生きててくれてすごく嬉しいよ。うまくやってるみたいで、それも嬉しい。
   私らは大丈夫。今の暮らしが一番さ!政府がみんなくれるんだ。食べ物、着る物、家。みんなね」
ババ「本当に?」
ザイ「ああ!総督閣下はとても慈悲深いお方さ。アブマドよりずっといい。あ、ごめん…」
ババ「いいさ。それより、あの後何が起こったか聞いていいか…?」
ザイ「ああ…。あの後…。煌帝国が私らをどうしたと思う?王宮と軍を完全に掌握した後、あいつらは誰も殺さなかった…。
   そのかわり、バルバッドの通りを、こんなに綺麗に直したんだ…。貴族も貧乏人も区別せず、全員から全てを奪い、全部新しくした。
   通りを作り、水を引き、服を変えさせた。景色や暮らしや法は、みんな煌帝国と同じになった。
   一つ残らず恐ろしい早さで変わっていったから、考える暇もなかった…。果たしてこれは、いい変化なのか悪い変化なのか、ってね…」
ババ「ザイナブ…」
ザイ「でもね!頑張って働けば、政府から金がもらえる。だんだん自由になれるんだ!スラムを出た人さえいる…。
    いつか私も小さな自分の店を持って、部下と一生懸命働くんだ!それが私の夢!」
ババ「夢か、へー…。そっか!」

ハサ「おいアリババ~。俺は嬉しいぜ~。お前だけは全然変わってなくて~」
ババ「おいハッサン、ザイナブと赤ん坊が起きちまうだろ。二人とも寝てるんだぞ?」
ハサ「何も言わず聞いてくれ…。このムカつく緑の服について…」
ハサ「『国民服』と呼ばれてる。それがこのひどい緑の物の名前だ。
   バルバッドの人間全てがこの服を着なければならないと法で定められている。
   違う色の服を着た奴に会ったら、お辞儀して仕えないといけない。
   俺達は白い服は着られない。貴族だけが着られるからだ。煌帝国の王家の偉い奴が昔決めた事だそうだ。そんな奴聞いた事もないがな。
   でも、分かるだろ。白は…。運河を行き来する船頭の麻の服の色だ…。
   スラムの貧乏人が着てた乾ききってない服の色だ…。俺達霧の団が着てた砂まみれの服の色だ…。」
ハサ「俺達のバルバッドは…こんなんじゃなかったんじゃないか…?」
ババ「ハッサン…」
ハサ「俺達は仕事を選べない。俺は単なる運び屋だ。バルバッドの人間には単純労働しか許されない。
    何かやる時に頭を使う事もない。みんなどんどん馬鹿になっていってる。
    俺達は…バルバッドとしての独立を保つつもりで、煌帝国の一部になるつもりじゃなかっただろ…?
    俺達の国は…どうなり始めてるんだ…?
    たぶん今から数十年も経ったら…バルバッド自身が…以前バルバッドと呼ばれる国があったことを忘れちまう…。
    そして全く見知らぬものになっちまう…。それはいいことだと思うか?アリババ…。
    ほしいものを与えられて…好きなだけ食えて…生きるのを許されることが、本当にいい事なんだろうか…?
ババ「ハッサン…」
ハサ「ザイナブはいつも言うんだ。『前よりはいい暮らしが出来てる』って。だが俺は男だ。あいつとは違う風に考えてる…。
    …お前はすでにこういう事を知ってたのか?アリババ。あまり驚いてないみたいだが」
ババ「ああ知ってた。レーム帝国に、金持ちの家の息子のための、知識人や学者の授業が受けられる施設があった。
    とあるコネのおかげでそこの授業に滑り込ませてもらったんだ」
ハサ「そうか…。行こうぜ、アリババ」
ババ「どこへ?」
ハサ「あいつと話したいだろ?カシムの墓へ行こう」

あおり「カシムの墓で何が起る!?」




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1001:名無し定食:2013/--/--(日) 00:11:22.33ID:987654321